日常の違和感を見過ごさない人だけが、成長し続ける。第1章 「見えているもの」が、本当にすべてなのか。情報があふれる時代だからこそ、本質は見えにくい私は企業研修の講師として、多くの企業で人材育成に携わっています。テーマは一貫して、「人と組織の課題を、本質から改善すること」です。現代は「ハラスメント」という言葉が社会に浸透し、昔のような指導が難しくなりました。一方で、昭和世代には「昔はこれで育った」という成功体験があります。しかし、その経験を今の若い世代へそのまま伝えても、うまく伝わらない場面が少なくありません。逆に若い世代は、SNSやインターネットを通じて膨大な知識を得られる環境で育ちました。だからこそ知識は増えています。しかし、その反面、「人の話を最後まで聞く力」や、「相手の意図を...04Aug2026違和感の正体
私はなぜ、新井監督就任に反対だったのか。監督は「感動」ではなく「組織を率いる力」で評価されるべきこの記事を書くにあたり、最初に一つだけ伝えておきたいことがあります。私は、新井貴浩監督という一人の人間を否定したいわけではありません。また、現在の順位だけを見て「やっぱりそうだった」と結果論を語りたいわけでもありません。実際、私は監督就任が発表された当時から、身近な人たちとの会話やSNSで、「新井監督には反対」という考えを発信していました。だからこそ今回は、「なぜ当時そう考えたのか」を、私なりの監督論を交えながら整理してみたいと思います。私は以前から、監督という仕事には三つの力が必要だと考えています。一つ目は、「野球を読む力」。二つ目は、「人を読む力」。そして三つ目は、「組織を...02Aug2026勝てる組織のつくり方(野球・指導育成論)