音楽から得るインスピレーション
最近、SNSを眺めていると、とても印象的なワンフレーズが耳に入ってきました。
調べてみると、それはパープルバブルさんの「ナツメグ」という曲でした。
「1度生まれ落ちたら 生きる意味を探して それはそれはきっとね 輝かしい世界で だけどちょっと未来が霞む時も多々ある それが僕はどうにも怖くてたまらない」
私は日常的に「生まれた意味」「生きる意味」を考えることがあります。
決して消極的な思考ではなく、「生まれた理由」を自分なりに解釈し、「生きる意味」を見出すことで、自分に何ができるのかを探す。
その過程で、自分の得意なことが見えてくるのです。
先天的に備わった能力と後天的に得た能力を、どう生かすかを考える時間は、私にとって幸福感が高まる瞬間でもあります。
後天的に身につけた能力は「経験」とも言い換えられます。逆説的に考えると、“時間”という誰にでも平等に与えられたものの中で経験を積み、それを能力に変換する力があれば、単なる足し算ではなく掛け算のように、飛躍的な成長につながると感じています。
また、自分だけでは経験しきれないことを他者から学ぶことも、大切な「経験」の一つです。
経験を能力へと変換するには、成功や失敗の原因や理由を明確にすることが必要です。それが明確になって初めて、他者に自らの経験を伝え、共有することができるのです。
私は、この「経験を能力へ変換する力」が自分の先天的な特性であると感じています。
もちろん、幼少期の無意識の経験など、後天的な要素も影響しているかもしれません。しかし、その無意識の領域は、「生まれ落ちた運命や宿命」によって形作られた環境の中にあると考えています。
まさにその感覚が、この歌詞とリンクした瞬間でした。
「生まれ落ちて 生きる意味を探す」
改めて、自分が身をもって経験し、それを他者のために活かすことで成長を促進する。
そして、その結果として相手の新しい景色を創造し、幸福度を高める。
そのサイクルを活性化させるために生きたい。
そんなことを考えさせられた出来事でした。
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