<rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>勝てる組織のつくり方（野球・指導育成論） | 企業研修・人材育成・野球指導｜エムツーマジック</title><link>https://www.em2magic.com/posts/categories/13636034</link><description>勝てる組織のつくり方（野球・指導育成論）の一覧</description><atom:link href="https://www.em2magic.com/rss.xml?categoryId=13636034" rel="self" type="application/rss+xml"></atom:link><atom:link href="http://pubsubhubbub.appspot.com/" rel="hub"></atom:link><item><title>私はなぜ、新井監督就任に反対だったのか。</title><link>https://www.em2magic.com/posts/59083952</link><description>&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;h2&gt;監督は「感動」ではなく「組織を率いる力」で評価されるべき&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この記事を書くにあたり、最初に一つだけ伝えておきたいことがあります。私は、新井貴浩監督という一人の人間を否定したいわけではありません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;また、現在の順位だけを見て「やっぱりそうだった」と結果論を語りたいわけでもありません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;実際、私は監督就任が発表された当時から、身近な人たちとの会話やSNSで、「新井監督には反対」という考えを発信していました。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;だからこそ今回は、「なぜ当時そう考えたのか」を、私なりの監督論を交えながら整理してみたいと思います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は以前から、監督という仕事には三つの力が必要だと考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;一つ目は、「野球を読む力」。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;二つ目は、「人を読む力」。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして三つ目は、「組織を動かす力」です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;戦術を理解するだけでも、人望があるだけでも足りません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;個々の能力を見極め、その力を最大限発揮できる環境をつくり、一つの組織として勝利へ導くこと。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それが監督という仕事の本質だと私は考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私は、監督就任のニュースを聞いた時、「新井さんは、この三つを兼ね備えているのだろうか」という疑問を抱きました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その理由は、私が現役時代の新井選手を見てきた印象にあります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、長年四番を任されるだけの実績を残し、多くのホームランを放ってきた素晴らしい選手です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その実績を否定するつもりはまったくありません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;しかし、私自身は「チームを勝利へ導く絶対的な中心選手」という印象を持つことができませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;数字以上に、勝負どころでチームを救う姿や、苦しい場面で流れを変える存在としての記憶よりも、好不調の波が大きい選手という印象の方が強く残っていたのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;守備についても同じでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;これはあくまで私個人の印象ですが、「何が何でもアウトを取る」という執念や、「最後の一球まで勝利へ食らいつく」というプレースタイルよりも、堅実に役割をこなすタイプの選手という見方をしていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから、幼い頃から私の中では「すごい選手」と「憧れる選手」は必ずしも一致しませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;さらに、私が強く違和感を覚えた出来事がありました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;阪神へのFA移籍です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;より良い環境を求めることは、プロとして当然の選択肢です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それ自体を否定するつもりはありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、移籍会見で語られた広島への思いと、実際に選択した行動との間に、当時の私は一貫性を見いだせませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私には、「自分の意思で新たな挑戦を選ぶ」という姿勢を貫く方が、むしろ潔く映ったと思います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、当時とは違う見方をする人も多いでしょう。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;実際、多くのファンはその姿に心を打たれ、新井選手の人柄や広島への愛情を感じたのだと思います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その受け止め方を否定するつもりはありません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;ただ、私は昔から、人の評価を感情だけではなく、「行動の一貫性」という視点で見てしまう性格です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ、新井監督就任のニュースを聞いた時も、「感動的なストーリー」ではなく、「組織を率いるリーダーとして、どのような実績を積み重ねてきたのか」という視点で考えていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして、その問いに対する私の答えは、当時も今も変わっていません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私は、就任当初から反対だったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;h2&gt;私が監督として不安を感じた、本当の理由&lt;/h2&gt;&lt;p&gt;私が監督就任に不安を抱いた理由は、単純に現役時代の成績やプレースタイルだけではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もっと根本的に、「監督という役職に必要な経験を積んできたのだろうか」という疑問があったからです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は組織を見る時、いつも一つの視点を持っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それは、「その人は組織の中でどの立場を経験してきたのか」ということです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;組織には、必ず中心となるリーダーがいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして、そのリーダーを支える右腕もいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;どちらも組織には欠かせない存在です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、その二つは似ているようで、求められる能力はまったく違います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;右腕は、リーダーの考えを理解し、それを現場へ落とし込む力が求められます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;一方、トップリーダーは、組織全体の方向性を決め、責任を負い、結果を出す覚悟が求められます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は現役時代の新井選手を見ていて、後者よりも前者の印象を強く持っていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、それは決して悪いことではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;優秀なナンバー２がいるからこそ、強い組織は成り立ちます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、ナンバー２として優れていることと、トップリーダーとして優れていることは別問題です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私には、新井選手は阪神時代には金本知憲さんという圧倒的な存在の近くでプレーし、広島復帰後には黒田博樹さんという精神的支柱とともにチームを支えた印象が強く残っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、優勝は一人で成し遂げられるものではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;新井選手自身も三連覇に大きく貢献した一人です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし私は、「この人自身が組織を先頭で引っ張り、勝つ文化をつくった」という経験がどれほどあったのか、その部分に答えを見つけることができませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私は、「名選手だから監督に向いている」という考え方に違和感を持っていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;野球が上手いことと、組織を動かすことは全く別の能力です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;現役時代にどれだけ素晴らしい選手だったとしても、それだけで監督として成功する保証にはなりません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むしろ私は、監督とは「人を動かす仕事」だと考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;采配はもちろん重要です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、それ以上に重要なのは、選手が自ら考え、自ら動き、チームとして同じ方向を向ける環境をつくれるかどうかです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;私は以前から、「野球を読む力」「人を読む力」「組織を動かす力」の三つが監督には必要だと考えてきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;この考え方は、新井監督就任以前から変わっていません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私は、就任当初から期待よりも不安の方が大きかったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、監督は就任して初めて評価される仕事です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから当時の私は、「自分の見立てが間違っているなら、それはそれで嬉しい」とも思っていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;強いカープが見られるなら、それに越したことはありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、数年が経過した今でも、私が当初抱いていた疑問は完全には払拭されていません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それは勝敗だけではなく、試合後のコメントやチーム全体の雰囲気、選手との向き合い方などを見ても、「組織をどう変えていくのか」というメッセージが、私には伝わってきにくいからです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;監督は、勝てば称賛され、負ければ批判される厳しい立場です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ必要なのは、その場を収める言葉ではなく、組織を前へ進める言葉と行動ではないでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は今でも、監督という仕事は「感動を与える人」ではなく、「組織を勝たせる人」であるべきだと考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして、その考え方こそが、私が就任当初から反対だった理由の本質なのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;h2&gt;私が本当に伝えたいこと&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;ここまで読むと、「結局、新井監督を批判したいだけの記事なのか」と感じる方もいるかもしれません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、私が本当に書きたいのはそこではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私が問いかけたいのは、「私たちは監督を何で評価しているのか」ということです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は、現役時代の実績や人柄、感動的なエピソードが監督就任の後押しになること自体を否定するつもりはありません。しかし、それらはあくまで一つの要素であり、本来最も重視されるべきなのは「組織を率いる力」ではないでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;監督の役割とは、采配だけではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;選手が力を最大限発揮できる環境を整え、同じ方向を向かせ、勝つための組織をつくることです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私は、試合後に「選手は悪くありません。責任は監督の私にあります。」という言葉だけでは、組織は強くならないと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、責任を引き受ける姿勢は監督として大切です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、それ以上に重要なのは、次に同じ失敗を繰り返さない仕組みをつくることです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;プロ野球は、努力を評価してもらう場所ではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;結果を求められる世界です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ監督には、「頑張った」という言葉ではなく、「勝つために何を変えるのか」を示してほしいと私は思います。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;現在のカープを見ていると、選手一人ひとりが力を発揮できていないように映る試合があります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;これは選手だけの問題ではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;組織には必ずリーダーがいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;組織が機能していないのであれば、監督を含めた首脳陣が「どうすればチーム全体の力を引き出せるのか」を考え続けることが必要です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は昔から、前田智徳さん、黒田博樹さん、石井琢朗さんのように、野球を深く理解し、厳しさの中にも信念を持って組織を導ける人物に魅力を感じてきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;また、長年カープ一筋で歩み続けた松山竜平選手には、現役生活で培った経験を、いつか次の世代へ還元してほしいという期待もあります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、誰が監督になれば必ず勝てるという保証はありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;監督という仕事は、それほど簡単なものではないからです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ、私が一番願っているのは「誰が監督か」ではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;広島東洋カープという組織が、もう一度「勝つために何が必要か」を本気で考え続ける集団になってほしいということです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私はカープが好きです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ厳しいことも書きます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;批判をしたいのではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;強いカープを、もう一度見たい。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その思いだけは、子どもの頃から今まで、一度も変わっていません。&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;img src=&#34;https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/40b6217979f35697b68917e5028d37a9_2533cdca95214bf43fbd341cf77d6160.png?width=960&#34; width=&#34;100%&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#xA;</description><pubDate>Sun, 02 Aug 2026 23:00:14 +0000</pubDate><guid>https://www.em2magic.com/posts/59083952</guid><dc:creator>エムツーマジック</dc:creator><category>勝てる組織のつくり方（野球・指導育成論）</category><enclosure length="0" type="image/png" url="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/40b6217979f35697b68917e5028d37a9_2533cdca95214bf43fbd341cf77d6160.png"></enclosure></item><item><title>なぜ同じ練習をしているのに、 伸びる選手と伸びない選手がいるのか</title><link>https://www.em2magic.com/posts/59027363</link><description>&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;img src=&#34;https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/ceddc9c17cf79a1e2da530e12ce2a1ed_62a4c54ca29e96668ad642c0b84911b5.png?width=960&#34; width=&#34;100%&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#xA;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;h2&gt;「同じ練習」をしているようで、実は全く違う。&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;野球に限らず、どんなスポーツにも強豪チームがあります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして、その中からプロになる選手もいれば、全国大会で活躍する選手もいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;一方で、同じチームで何年も同じ練習をしてきたにもかかわらず、大きく伸びずに競技を終える選手もいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じ監督。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;同じグラウンド。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じ練習時間。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じメニュー。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それなのに、なぜこれほどまでに差が生まれるのでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は、この問いを考え続けてきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;もちろん、生まれ持った運動能力や身体能力、いわゆる「センス」が存在することは否定しません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;足の速さ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;反応速度。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;身体の柔らかさ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;感覚の鋭さ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;先天的な要素は確かにあります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、今回私が考えたいのはそこではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もし同じ能力の選手が同じ環境で練習したら、本当に同じように成長するのでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は違うと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じ練習をしていても、「何を考えながら練習しているか」は、一人ひとり全く違うからです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;私は、この違いこそが、伸びる選手と伸びない選手を分ける最大の要因だと考えています。&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&lt;hr&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;h2 class=&#34;&#34;&gt;小学生・中学生は「成功体験」が未来を変える&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;まず、小学生・中学生の時期について考えてみます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この年代は、多くの場合、自分で環境を選んで競技を始めるわけではありません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;親がやっていた。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;兄や姉がやっていた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;友達に誘われた。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;近くにそのチームしかなかった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;きっかけは本当にさまざまです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;「将来プロ野球選手になる。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そんな強い覚悟を持って競技を始める子どもは、それほど多くありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;つまり、この年代は「たまたま始めた」という偶然からスタートすることがほとんどです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ面白い現象が起こります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じチームで、&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;同じ監督に教わり、&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;同じ量の練習をしているにもかかわらず、&lt;/p&gt;&lt;p&gt;少しずつ実力に差が生まれていくのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は、この年代は「身体で覚える黄金期」だと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;理論を理解することよりも、&lt;/p&gt;&lt;p&gt;何度も繰り返し体を動かすこと。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その中で偶然成功し、&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「できた！」という感覚を身体が覚える。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この積み重ねが急激な成長につながります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;言い換えれば、この時期は&#34;成功体験を積み重ねるフィーバータイム&#34;なのです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;しかし、その成功体験を手にする選手と、そうでない選手では、やがて決定的な差が生まれます。&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&lt;hr&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;h2 class=&#34;&#34;&gt;「楽しい」の意味が違う&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;ここで私は、一つの分岐点があると思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それは、「何が楽しいのか」です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;野球そのものが楽しい。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;友達と練習するのが楽しい。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;バットを振ることが楽しい。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、それも素晴らしいことです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、一方でこんな選手もいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「もっと打てるようになりたい。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「試合で活躍したい。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「レギュラーになりたい。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「勝ちたい。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;つまり、「成功すること」が楽しい選手です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;この違いは、とても大きい。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;成功したい選手は、練習中の一球にも意味を持たせます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;監督の話を聞く姿勢も変わります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;なぜこの練習をするのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;どうすればもっと上手くなるのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;次は成功できるだろうか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;そんなことを考えながら練習しています。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;一方で、「ただ練習をすること」が目的になってしまう選手は、言われたことを形だけ繰り返します。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じバットを振っていても、&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じノックを受けていても、&lt;/p&gt;&lt;p&gt;頭の中で起きていることは全く違います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は、小学生・中学生で最初に生まれる差は、ここにあると思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「野球をすること」が楽しいのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「上手くなること」が楽しいのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;どちらが正しいという話ではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、伸びる選手に共通しているのは、目の前の楽しさではなく、その先にある成功を想像しながら練習していることです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;幼いながらにも、「結果」を思い描き、そのために今日の一球を積み重ねる。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この積み重ねが、やがて誰にも埋められない差となって表れてくるのだと、私は考えています。&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&lt;hr&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;h2 class=&#34;&#34;&gt;高校・大学で伸びる選手は、「練習の質」よりも土台が違う&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;高校・大学になると、競技環境は大きく変わります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;小学生・中学生のように「たまたま近くのチームだった」という選択ではなく、自分の意思で進学先を決められるようになるからです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;全国を目指す強豪校へ進む選手。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;自分と同じレベルの仲間が集まるチームを選ぶ選手。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;試合に多く出場し、中心選手としてプレーしたい選手。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それぞれが自分なりの目的を持ち、環境を選択します。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;つまり、この時期になると、チーム内の能力差は小学生・中学生ほど大きくありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じような実績を持つ選手が集まり、同じような指導を受け、同じ練習をしています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それでも、数年後には圧倒的な差が生まれます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;なぜでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は、この時期の成長を左右する要素は四つあると考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「怪我をしないこと」「フィジカル」「頭脳」「リーダーシップ」です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;&lt;b&gt;まず一つ目は、怪我をしないことです。&lt;/b&gt;&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;これまで多くのスポーツ経験者と話をしてきましたが、一番よく耳にする言葉があります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;「レギュラーだったけど、怪我で終わった。」&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;「プロも目指せると言われていたけど、怪我がきっかけで競技を辞めた。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;どれだけ才能があっても、どれだけ技術があっても、プレーできなければ成長は止まります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私は、怪我をしないことも立派な技術の一つだと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;身体のケアをすること。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;疲労を理解すること。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;無理をする時と休む時を判断すること。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それも競技力の一部なのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;u&gt;二つ目は、フィジカルです。&lt;/u&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;レベルが上がれば上がるほど、身体能力の重要性は増していきます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;同じ技術でも、最後はスピードやパワーが勝敗を分ける場面が多くなります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから伸びる選手ほど、練習だけではなく食事や睡眠、ウエイトトレーニングまで含めて競技だと考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;技術だけを磨くのではなく、「その技術を発揮できる身体」をつくることに時間を使うのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;u&gt;三つ目は、頭脳です。&lt;/u&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この頃になると、多くの選手はある程度フォームが固まり、成功体験も積んでいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからこそ、さらに成長するためには「考える力」が必要になります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;なぜ今日は打てなかったのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;どうすれば少ない力で大きなパワーを生み出せるのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;相手は何を狙っているのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;ただ力任せにプレーするのではなく、身体の使い方や試合の流れを理解し、理にかなった動きを追求できる選手ほど、大きく飛躍していきます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は以前の記事でも書きましたが、一流の世界には大きく二つのタイプがいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;圧倒的なパワーで相手をねじ伏せる選手。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして、頭脳と技術で相手を翻弄する選手です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;どちらも一流ですが、共通しているのは「考え続けている」ということです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;u&gt;そして最後が、リーダーシップです。&lt;/u&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;これは、自分よりレベルの低い環境を選んだ選手に特に重要な力だと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;自分が一番上手いからといって、自分だけが活躍する選手になるのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;それとも、仲間を成長させ、チーム全体を強くする存在になるのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この差は非常に大きい。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;本当に伸びる選手は、自分の技術だけで評価されようとはしません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;周囲を動かし、チーム全体の力を引き上げることにも価値を見出します。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;その経験は、競技人生だけでなく、社会に出てからも必ず生きる財産になるのです。&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&lt;hr&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;h2&gt;伸びる選手に共通するのは、「楽しさ」の捉え方だった&lt;/h2&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;ここまで、小学生・中学生、高校・大学という二つの時期に分けて考えてきました。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;年代ごとに成長の要因は変わります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;小学生・中学生では、成功体験を積み重ねながら身体で覚えること。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;高校・大学では、怪我をしない身体づくり、フィジカル、頭脳、そしてリーダーシップ。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;それぞれの時期で求められるものは確かに違います。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;しかし、私はどの年代にも共通する「伸びる選手の本質」があると思っています。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;それは、常にその先の成功を見据えて練習していることです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;同じ素振りを100回する。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;その100回を「今日のノルマ」と考える選手もいます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;一方で、「試合で打つために何か一つでも感覚をつかもう」と考えながら振る選手もいます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;同じ100回でも、その価値はまったく違います。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;同じノックを受けても、「早く終わらないかな」と思っている選手と、「この一球で試合を変えられる選手になりたい」と思っている選手では、吸収するものが変わります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;つまり、練習量だけではなく、練習の目的が成長を決めているのです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;私は指導者として、多くの選手を見てきました。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;その中で感じるのは、伸びる選手ほど「なぜ」という問いを持っていることです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;なぜこの練習をするのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;なぜ今失敗したのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;なぜあの選手は成功したのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;そして、どうすれば自分もできるようになるのか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;この問いを持ち続ける選手は、指導者から教わるだけではありません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;自分自身で考え、学び、成長していきます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;だから環境が変わっても伸び続けられるのです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;一方で、「言われたことをやる」だけの選手は、環境が変わった瞬間に成長が止まります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;指示がなければ動けない。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;答えがなければ考えられない。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;それでは競技レベルが上がるほど苦しくなってしまいます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;私は以前から、「本質を理解すること」の大切さを発信しています。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;これは野球も全く同じです。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;フォームだけを真似ても、本質は身につきません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;一流選手の練習メニューだけを真似ても、一流にはなれません。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;大切なのは、「なぜその練習をしているのか」「何を身につけようとしているのか」を理解することです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;本質が理解できれば、自分で応用できます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;環境が変わっても、自分で考え、修正し、さらに成長できます。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;だから私は、指導者にも伝えたいことがあります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;選手に練習を与えることも大切です。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;技術を教えることも大切です。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;しかし、それ以上に大切なのは、「この練習にはどんな意味があるのか」を伝えることではないでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;選手が目的を理解した瞬間、練習は「やらされるもの」から「自ら取り組むもの」へ変わります。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして最後に、この記事の問いへ戻ります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;なぜ同じ練習をしているのに、伸びる選手と伸びない選手がいるのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私の答えはシンプルです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;伸びる選手は、目先の「楽しい」を追いかけていません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その先にある成功や成長を思い描きながら、今この一球、この一振りに意味を持たせています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;「練習が楽しい」のではなく、「上手くなることが楽しい」。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;br&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;この違いは、一見すると小さな差に見えるかもしれません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、その積み重ねは一年後、五年後、十年後には、埋めることのできない大きな差になります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;伸びる選手とは、特別な才能を持った人だけではありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;未来の自分を想像し、そのために今日の行動を変えられる人。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;私は、そんな選手こそ、本当の意味で伸びる選手なのだと思います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#xA;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;figure&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;a href=&#34;https://coconala.com/services/4242380?ref=profile_top_service&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;img src=&#34;https://service-cdn.coconala.com/resize/1220/1240/service_images/original/2daff116-9156099.png&#34; width=&#34;100%&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;small&gt;&lt;b&gt;身体分析で野球上達を支援します “できる”を増やし自信へ繋げます | ココナラ&lt;/b&gt;&lt;/small&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;br&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;small&gt;野球・ソフトボールにおける“身体の使い方”を分析し、一人ひとりに合った改善方法をご提案します。「練習しているのに上手くならない」「試合に出られない」「身体の使い...&lt;/small&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/a&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/figure&gt;&#xA;&#x9;&lt;/div&gt;</description><pubDate>Tue, 21 Jul 2026 23:00:41 +0000</pubDate><guid>https://www.em2magic.com/posts/59027363</guid><dc:creator>エムツーマジック</dc:creator><category>勝てる組織のつくり方（野球・指導育成論）</category><enclosure length="0" type="image/png" url="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/ceddc9c17cf79a1e2da530e12ce2a1ed_62a4c54ca29e96668ad642c0b84911b5.png"></enclosure></item><item><title>勝つ組織と停滞する組織。その違いをパ・リーグが教えてくれた。</title><link>https://www.em2magic.com/posts/59013589</link><description>&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;img src=&#34;https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/fd8d7d92df844f2396dfbda9141bedaf_8a53a124653dd253422bb910e71223e7.png?width=960&#34; width=&#34;100%&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#xA;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;プロ野球を見ていると、近年ますますセ・リーグとパ・リーグの違いを感じる。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;もちろん戦力差の話ではない。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;b&gt;私が見ているのは監督の仕事である。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;多くの人は監督を「勝敗の責任者」と考える。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし私は、監督とは組織の未来を設計する人だと思っている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;監督の仕事は大きく三つある。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;・野球を読む力&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;・人を読む力&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;u&gt;・組織を動かす力&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;この三つが揃った時、初めてチームは強くなる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして私には、近年のパ・リーグの監督たちは、この三つを意識的に実践しているように見える。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;一方で、セ・リーグには未だに過去の成功体験を引きずる文化が残っているように感じる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん全ての球団や監督がそうだと言いたいわけではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし試合を見ていると、ある違いが見えてくる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;それは「結果を見る」のか、「未来を読む」のかという違いである。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;・昨日打ったから今日も使う。&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;・ベテランだから信じる。&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;・実績があるから任せる。&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;これらは決して間違いではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だが、それだけでは組織は成長しない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;本当に必要なのは、&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;「今の状態はどうか」&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;「相手は何を狙っているか」&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;「次に何が起きるか」&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;を考え続けることだ。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;&lt;b&gt;つまり過去を管理するのではなく、未来を予測することである。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;私はこれこそが監督の仕事だと思う。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;br&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;野球は不確実性のゲームである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから監督に求められるのは正解を知ることではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;正解のない中で最善の仮説を立てることである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それは企業経営と全く同じだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;市場は変化する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;人も変化する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;環境も変化する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その中で過去の成功体験だけを頼りにする組織は、やがて時代に取り残される。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;反対に、データを集め、現場を観察し、仮説を立て、修正し続ける組織は進化していく。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから私はパ・リーグの野球に面白さを感じる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;勝つからではない。考えているからである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;成功するか失敗するかではなく、&lt;/u&gt;&lt;u&gt;「なぜその判断をしたのか」が見える。&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;そこに知的なエンターテインメントがある。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そして私は、監督の資質は選手時代の実績とは別物だと思っている。&lt;/p&gt;&lt;p class=&#34;&#34;&gt;ホームランを打った数ではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;球速でもない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;大切なのは、自分の力で解決してきたかではなく、人の力を引き出してきたかだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;優秀な監督は、自分が主役にならない。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;・選手を主役にする。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;・組織を機能させる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;・未来を創る。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;その意味で監督とは、野球人である前に組織のリーダーなのである。&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;&lt;br&gt;&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;私は野球を見ているようで、実は組織を見ている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;打率や防御率を見ているようで、人材活用を見ている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;采配を見ているようで、意思決定を見ている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だから面白い。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;結局、組織の差は人の差ではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;組織の差は、リーダーがどこを見ているかの差である。&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;過去を見るのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;未来を見るのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;プロ野球は、その違いを最も分かりやすく見せてくれる教材なのかもしれない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#xA;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;figure&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;a href=&#34;https://www.em2magic.com/pages/7092368/page_202306271445&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;img src=&#34;https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/07a74f4d7cc5b1ce779c56daae2891ef_ae1dd714a1858bfca6e2889cf0f93874.png&#34; width=&#34;100%&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;small&gt;&lt;b&gt;エムツーベースボール&lt;/b&gt;&lt;/small&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;br&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;small&gt;エムツーベースボール - 野球は「難しいスポーツ」ではない&lt;/small&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/a&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/figure&gt;&#xA;&#x9;&lt;/div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;div&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;p&gt;URL: &lt;a href=&#34;https://youtu.be/nb6FLaLj8to?si=X5De8s-7hZ9aciXO&#34;&gt;youtu.be&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;img src=&#34;https://i.ytimg.com/vi/nb6FLaLj8to/hqdefault.jpg&#34; width=&#34;100%&#34;&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;/a&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&#x9;&lt;/p&gt;&#xA;&#x9;&#x9;&lt;/div&gt;</description><pubDate>Sun, 12 Jul 2026 23:00:50 +0000</pubDate><guid>https://www.em2magic.com/posts/59013589</guid><dc:creator>エムツーマジック</dc:creator><category>勝てる組織のつくり方（野球・指導育成論）</category><enclosure length="0" type="image/png" url="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1912114/fd8d7d92df844f2396dfbda9141bedaf_8a53a124653dd253422bb910e71223e7.png"></enclosure></item></channel></rss>